2009年06月30日

岩木山

<登山日>2009/6/20(土)
<天 候>くもり時々晴れ
<コース>
百沢スキー場[約320m]〜姥石(60分)〜焼止りヒュッテ(40分)〜種蒔苗代(90分)〜岩木山山頂[1625m](30分)〜種蒔苗代(20分)〜焼止りヒュッテ(30分)〜姥石(30分)〜百沢スキー場(30分)
<標高>1625m
<歩行高低差>約1305m
<歩行時間>5時間30分(山頂まで3時間40分)

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岩木山は、青森県の津軽平野の南西部にある円錐形の成層火山です。山容が富士山に似ているところから津軽富士とも呼ばれています。青森県の最高峰。

山麓には岩木山神社があり、毎年8月1日に行なわれる国の重要無形民俗文化財にも指定される例大祭「お山参詣」は、農作を祈願し深夜に山頂登拝し御来光を拝むというものです。山頂には岩木山神社奥宮があります。

岩木山の特産種であるミチノクコザクラが有名。


偶然出くわした秘密の花園

大沢の雪渓を上がっていくと、終盤で二俣に分かれる場所があります。右に上がると笹薮で行止まり、ルートの正解は左方向の雪渓を上がっていかなくてはいけません。

ところが、前方を歩く登山者が右方向に上がり、雪渓を離れ、笹薮をかき分けて行くので、同じように着いていきます。

笹薮をよじ登ると、そこは笹原が途切れた裸地になっています。そのまま登れそうもないので、結局また雪渓に戻ったのですが、そこは沢が流れ、ミチノクコザクラなどが群生するお花畑となっています。

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種蒔苗代が一般的なミチノクコザクラのポイントですが、今回は少し時期が遅く、種蒔苗代周辺のミチノクコザクラは終盤を迎えている様子。でもここの花は蕾も多く、今まさに旬な感じで人知れず咲いているのです。

ルートは外れたものの、偶然にも出くわした秘密の花園に感激です。

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ミチノクコザクラはハクサンコザクラの変種で、
ハクサンコザクラより少し大きめ。
岩木山の固有種で、別名イワキコザクラ。



百沢コース
岩木山では、8合目まで有料自動車道の津軽岩木スカイラインが通じており、されに9合目の鳥海山までは夏リフトを利用すれば、そこから歩いて40分ほどで山頂をGETできます。ちなみに、スカイラインの営業時間は、4月11日〜11月3日のAM8:00〜PM5:00(最終入場時間PM4:20)です。

山麓からの登山は、鰺ヶ沢、赤倉、百沢、嶽などの登山道があり、どの登山道も古くから使用されていますが、百沢コースは岩木山神社を経るため、お山参詣では一番多く利用されているコースです。

登山コースは岩木山神社から始まりますが、今回はショートカットし、百沢スキー場からスタートします。

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百沢スキー場から望む岩木山

前方に岩木山の頂きを仰ぎながら、スキー場の砂利道に入り、「登山道」の標識に従い、左方向の樹林帯へと入っていきます。

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登山口

木々が覆い被さるように生茂っていて、山道が狭く感じます。

鼻こぐり、七曲りと過ぎ、姥石で一休み。

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鼻こぐりと七曲りの道標

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姥石

姥石から先も登山道は展望は無く続きます。

沢を渡り、平らな道になると、焼止り避難小屋に出ます。

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焼止りヒュッテ

小屋を過ぎると、左から流れる沢にぶつかり、沢を遡るように登山道が続きます。

この時期ここから先は、沢には豊富に雪が残り、雪渓歩きとなります。
沢(雪渓)は右へ左へ蛇行し、その後は一直線に急登していきます。

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ところどころ雪が解け沢が見えているところを遠巻きにし、雪渓を上がっていきます。

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雪渓は特に下山はアイゼンが必要なほどの急勾配となります。

長い雪渓を最後まで上がりきると、路の傾斜も緩み、岩の路となり、小池のある種蒔苗代に出ます。池の周辺はミチノクコザクラが群生しています。

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雪渓が途絶えると、種蒔苗代も近い。

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小池のある種蒔苗代
本コースのハイライトです。

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池を上から見るとこんな感じです。

池の左の淵を通り抜け、急坂を上がると、鳳鳴ヒュッテ(避難小屋)があります。ここがリフト乗場からの路の合流点です。

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鳳鳴ヒュッテと山頂方向

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山頂とは反対側にはこんな巨大な奇岩が。

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断崖絶壁の鳥ノ海噴火口を垣間見る事が出来ます。

ここから岩場の急坂を登り、岩木山山頂へと至ります。

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岩木山への登り路では足の踏み場に困るほどに一面にミヤマキンバイが咲き誇っています。

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鳳鳴ヒュッテを見下ろす。

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急登が一段落したところからは
いよいよ山頂が見えてきます。
あとひと登りです。

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岩木山山頂

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山頂にある岩木山神社奥宮

山頂部は、岩木山・鳥海山・厳鬼山(岩鬼山)の3つの峰で形成されています。

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岩木山への登山道と鳥海山方向を望む。
右下方には8合目の駐車場が見えます。

山頂からは360度パノラマですが、この日は全体に薄曇りで遠方まで展望が利きません。

往路を種蒔苗代まで戻り、ミチノクコザクラの咲く池の辺で昼食をとり、下山しました。

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ここのところ山頂まで6、7時間という山が多かったせいか、今回は多少物足りなささえ感じさせる岩木山なのでした。


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山麓から望む岩木山(2006/8/12撮影)
3年前、岩木山を目前に豪雨のため登山
を断念した記憶が蘇ります。


百名山制覇まであと 11座


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2009年06月27日

平ヶ岳

<登山日>2009/6/13(土)-14(日)
<天 候>くもり時々雨
<コース>
(1日目)
平ヶ岳登山口[約850m]〜下台倉山(150分)〜台倉山(70分)〜白沢清水(60分)〜姫ノ池(80分)〜平ヶ岳山頂[2141m](30分)〜水場(20分)
(2日目)
水場[約2000m]〜姫ノ池(10分)〜白沢清水(60分)台倉山(50分)〜下台倉山(50分)〜登山口(90分)
<歩行高低差>約1290m
<歩行時間>2日間合計 10時間50分(山頂まで6時間30分)

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平ヶ岳は、新潟県と群馬県の境界にある山で、山頂部一帯はなだらかで高層湿原が広がっています。池塘が散在する湿原は、氷河期の貴重な動植物の残る自然の宝庫なのです。


奥利根の源流に広がる湿楽園
平ヶ岳、それは6時間以上にも及ぶ苦行の末に味わう天上の楽園。
姫ノ池から望む平ヶ岳は、それまでの苦労を忘れさせてくれます。

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池塘が散在する姫ノ池周辺の湿原では、いよいよチングルマやハクサンコザクラが咲き始めています。

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玉子岩方面はまだ残雪も多く、木道が途中で途絶えています。

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頂上周辺の平坦な山容は、もともと平坦な土地が隆起し、侵食される以前の地形を今に留めたからだと考えられています。巻機山や会津駒ケ岳などの山頂にも同様な地形が見られます。

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実は、6時間以上もの苦行に強いられずに、もっと容易に山頂に到達する方法があります。

平ヶ岳への登山ルートは、国道352号の鷹ノ巣地区にある登山口から下台倉山、台倉山、池ノ岳を経て平ヶ岳山頂に至るのが唯一公式ルートとなっています。下山も含めると10時間以上とハードな道程となります。

しかもコース上には山小屋はなく、また道中はキャンプ禁止、キャンプ可能なのは、山頂近くの水場にある小さなテント場に限られています。そのため止むに止まれず姫ノ池の辺の木道にテントを張る人がでる始末。

しかも国道352号が通行可能となるのは、6月上旬からで、10月終わりまでのごく限られた期間での登山となります。

冬期は尾瀬からのコースもあるようですが、更に時間を要するようです。

ところが、3時間程度で山頂に立てる非公式ルートがあるのです。

中ノ岐林道から玉子石へと至り山頂に登るコースで、地元の宿泊施設に泊まれば、ある一定の人数が揃うことを条件に、林道のゲートを開けてもらい登山口まで送迎してもらえるルートで、時期も限られているようですが、なんとも楽勝ルートです。

このルートは、あの皇太子の平ヶ岳登山の際に開かれたコース、通称皇太子ルートです。

その後、自然保護の観点から公には公開されていません。

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公式ルートで6時間以上も要するこの苦行は、単なる急登の厳しさや山行の行程が長いばかりではありません。この山域には〇〇が実に多いのです。山道を歩いていると、足元から逃げ去る〇〇に悩まされます。登りで5〜6回、下りで3〜4回目撃。

特に台倉山から姫ノ池の間に多いようで、かなり高所にもいらっしゃいます。ハイマツを伝う〇〇には驚かされます。

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また、この行程には水場がいくつかありますが、そのほとんどはまともな水は期待できません。

台倉清水では残雪のため、何処が水場なのかもわかりません。

唯一白沢清水で水を得られますが、滴り落ちる水を時間を掛けて汲み取る始末。

姫ノ池近くの水場(キャンプ指定地)は、この時期雪で覆われ、水はないは、キャンプ場がどこかもわからない状態。

残雪から滴り落ちる冷水を汲み採り、なんとか食事を作ることに成功。ほんと苦労します。

とにかくこうした苦行を経てこそこの山の登頂の有り難味が実感できるのです。

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鷹ノ巣〜平ヶ岳往復
今回は正規のルートを往復することに。

尾瀬御池から約30分、平ヶ岳バス停、国道352号沿いの左側に車が10台ほど駐車できるスペースがあり、そこが平ヶ岳への登山口です。

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登山口

林道を入っていくと、下台倉沢を横切り、少し行くと右側の登山道に取り付きます。

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路はすぐに尾根伝いの急登を上がるようになり、2時間の尾根登りが始まります。

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気が遠くなる位に遥か彼方まで尾根路は続く。

その尾根は下台倉山の支尾根の一つで、見通しのよい尾根路は下台倉山の壁まで続きます。

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だいぶ登ったところで尾根を振り返るとこんな感じ。

岩稜の尾根路は、ところどころロープ場があり、一部両側が切れ落ちている場所もあるヤセ尾根です。

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下台倉山の頂上は路の途中にある感じ。

下台倉山からは一部樹林帯の中に入る箇所もありますが、基本的には左側の展望が開けた、台倉山までの稜線を辿ります。

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尾瀬の燧岳を左手に眺めながら、いくつかの小ピークを越え、木道が現れると台倉山にでます。

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台倉山山頂はちょっとした広場になっているが、座ってゆっくり休める感じでもない。

台倉山からは再び樹林帯へと下り、台倉清水に出ます。

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台倉清水

このルートには台倉清水と、白沢清水がありますが水量は多くなく、渇水期には水の補給は期待できません。

ところどころ木道で繋いだ比較的なだらかな登り路が続きます。

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白沢清水

白沢清水を過ぎると残雪も所々に目立つようになり、ぬかるんだ路を進むようになります。

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やがて樹林帯を抜けると視界が開け、岩混じりの尾根の急登となり、まだかまだかの坂路を登り切ると、池ノ岳へと至り、木道が現れると、突如として姫ノ池の湿原に飛び出します。

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姫ノ池への最後の急登をいく。

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左手には目指す平ヶ岳が見えます。


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急登を登りきると平坦な木道路になります。

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左方向に進むと、すぐに玉子石への路と山頂への路の分岐となります。

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玉子石への分岐 正面に平ヶ岳

山頂方面に進み、樹林の鞍部からツガの廊下を抜け、再び木道のある平坦な湿原へと出ると平ヶ岳山頂に到着します。

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平ヶ岳山頂

山頂は木道を右に入った広場にあり、山頂らしからぬ風情です。

木道は平坦な山頂部から先に続いていますが、やがて行止まりとなります。

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玉子石への分岐まで戻り、水場の近くの木道と残雪の縁に幕営し、一夜を過ごします。行きに雪の中に隠し冷やし置いたビールを堀あてて一気に飲み干す。至福のひと時です。

雨音で何度か夜中に目を覚まされ、熟睡できないままに夜明けを迎えます。
朝4時にテントを畳み、朝靄の湿原を後にし、来た路をそのまま一気に下山。

登りでは想像もつかないほどのスピードで登山口に戻ります。

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登り始めの山道ではコイワカガミが花盛り

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台倉山周辺ではタムシバが最盛期
山肌を白く染めています。



百名山制覇まであと 12座


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2009年06月11日

遠山温泉郷 かぐらの湯

遠山温泉郷は、光岳の登山口である易老渡から車で約1時間の山麓、長野県南端の旧南信濃村(現飯田市)、信州と遠州を結ぶ秋葉街道沿いに位置する遠山郷にある道の駅に併設された日帰り温泉施設です。
遠山郷は、日本の秘境100選のひとつで、山深い谷間の地域です。

<温泉紹介>
■温泉名
遠山温泉郷
■泉質
塩化物温泉 (ナトリウム・カルシウム塩化物温泉)
■温泉適応症
神経痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、アトピー性皮膚炎等など
■温泉の色
無色透明
■源泉温度
43度
■特徴
南アルプスの麓、遠山川のほとりにある天然温泉。

<施設紹介>
■施設名
かぐらの湯
■所在地
長野県飯田市南信濃和田
■浴場
男女別内風呂、男女別露天風呂
■特徴
道の駅に併設されている日帰り温泉施設。

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信州 遠山郷 遠山温泉郷『かぐらの湯』

遠山温泉郷「かぐらの湯」は、遠山郷にある国道152号沿いの道の駅に併設された日帰り入浴施設です。

全国的にも珍しく源泉温度43.1度のアルカリ性等張性高温泉(ナトリウム・カルシウム 高濃度塩化物温泉)の温泉で、源泉は遠山郷霜月温泉源泉、特有の硫黄臭と塩味があります。

比較的新しい施設で、施設内は檜丸太が組まれた広々としたロビーが印象的です。

木の香りが漂う施設内には、大浴場・露天風呂の他、休憩所、売店、食堂などがあり、遠山川を見下ろすテラスでゆっくりと寛げます。

お風呂も大きく、内風呂の他、露天風呂、打たせ湯、サウナなどがあります。

ほのかな甘味のある硫黄臭が、心を落ち着かせてくれます。

加水なし、加温あり、循環型ですが、塩素臭などは気になりません。

この地域では、12月の厳冬期に、平安時代から伝わる国の重要無形民族文化財の霜月祭りが行われます。湯を煮えたぎらせた釜の周りを神様や農民などを模した面(オモテ)と呼ばれるお面をつけた被り手たちが舞い踊りつつ、釜湯かけを行う祭りです。

伝統が息づく日本の秘境の温泉なのです。


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