2008年08月17日

浅間山

<登山日>2008/6/6(土)
<天 候>曇り時々雨
<コース>浅間山荘登山口[約1400m]〜ニの鳥居(50分)〜火山館(50分)〜前掛山山頂[2524m](100分)〜火山館(60分)〜ニの鳥居(30分)〜浅間山荘(30分)
<歩行高低差>約1124m
<歩行時間>5時間20分(前掛山山頂まで3時間20分)

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浅間山は群馬県と長野県の境にある、世界でも有数の活火山として知られています。数十万年前から火山活動が活発で、噴火と山体崩壊を繰り返し、現在の姿に至っています。

浅間山の火口付近は、火山活動に伴い、入山が規制されており、2008年6月現在レベル1で前掛山までの登山が可能です。
(2008.8.8レベル2に引き上げ)


新緑鮮やか 美しき活火山
苗場山下山後林道を通り奥志賀へ抜け、高峰温泉を経由して今回の登山口浅間山荘に到着した頃には日もすっかり落ちていました。

チェリーパークラインから浅間山荘の看板に従い曲がると砂利道になりますが、道幅も広く走りやすい道が山荘まで続いています。ここは小諸側からの登山口で、浅間山の六合目付近標高1400mに位置しています。ちなみにこの浅間山荘は、あの連合赤軍の浅間山荘事件とは全く関係のない、温泉の湧くのどかな一軒宿なのです。

駐車スペースは山荘の駐車場しかなく、有料となっています。
「施設の利用者意外は駐車をご遠慮ください」的な注意書きがあったので、山荘のお風呂だけ利用させてもらい、これで私も施設利用者だと思っていると、帰りがけにしっかり駐車料金を請求されます。

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浅間山荘

登山口は山荘の先、鳥居を潜ったところにあります。

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登山口の様子

比較的広めの登山道が森の中にまっすぐ続いています。

平坦な路を上がっていくと、ほどなく一ノ鳥居に着きます。
一ノ鳥居で路は二手に分かれますが、どちらもニノ鳥居で合流しますが、往路は不動滝を経由するルートを辿ります。

緑豊かな沢沿いの路を上がっていくと、右手に不動滝があります。

滝を過ぎると、階段状の坂を上がりニノ鳥居に出ます。

ニノ鳥居からは、路も傾斜を増し、しばらくジグザグに登って行きます。

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やがて樹林帯を抜け、見通しのよい笹原の道にでます。
ツツジの鮮やかな橙が目に飛び込んできます。

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そしてハクサンイチゲが咲く気持ちのいい草原が現れてきます。
カモシカ平です。

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草原を通り抜けて行くと、右下方に赤茶色の沢が流れる、硫黄の臭いが漂う路になります。火山の気配を感じながら、その沢を渡ります。

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雨で水が濁っているのではなく、
川底が茶褐色に染まっているよう
です。

真っ直ぐの坂を上がると火山館に到着です。
火山館は無料の休憩施設で、水の補給やトイレがあります。

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火山館

一休みして火山館の裏手に伸びる路を上がっていきます。

草原に出ると、草すべり・トーミの頭方面への路を左に分け直進していきます。

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「浅間山は活火山です。
自己責任で登ってください。」
の看板。

再び林の中に入り、平坦な路を進んでいきます。

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林床の緑が鮮やか。
鳥の鳴き声意外何も聞こえない。

Jバンドの分岐を左に分け、やがて林を抜け、森林限界へと出てきます。

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Jバンドへの分岐

岩と高山植物が点在するロックガーデンのような路を登って行きます。
湯ノ平高原です。

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植物も少なくなってくると、いよいよ荒涼とした火山岩の急登へとさしかかります。

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路は山肌を斜めにまっすぐ伸び、
火山性の砂利が滑りやすく登り
難い。

どこまでも限りなく続くように感じる長い上りです。
休み休みゆっくり登っていくと、浅間山と前掛山との分岐となります。
浅間山方向にはロープが張られ、進行を阻んでいます。
核シュルターのような避難楼があります。

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後方、浅間山を縁取るように立つ崖が
目指す前掛山。


前掛山へと右方向に進み、最後の登りです。

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左側には荒涼とした火口、右側に壮大な外輪山の黒班山が迫る稜線を辿り、前掛山の頂点に到達します。

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外輪山のダイナミックな風景が広がります。


P6220182.jpg  P6220181.jpg  P6220178.jpg
前掛山頂上周辺
頂上には「浅間山」の文字が・・・。
「立入禁止区域 立入ると法律で罰せられます。」


頂点の前方は立入禁止。
ガスが掛かり、浅間山方向の視界は阻まれています。

来た路を引き返します。
下りは登りの苦労が嘘のように速い。

ニノ鳥居からは往路とは別の路を通り下山。


  


浅間山は荒涼としたハゲ山のイメージが強かったのですが、意外にも高山植物も豊富な緑豊かな美しい山であることを知りました。このコースは滝あり、草原あり、ダイナミックな高原ありと変化に富んだ魅力ある道程を味わうことができます。

浅間山の高山植物
天狗温泉 浅間山荘


『8月10日午前2時35分ごろ、浅間山(群馬、長野県)の火口から噴煙が上がるのを気象庁の観測用カメラが確認した。浅間山の噴火は04年以来、約4年ぶり。気象庁は「今後も続く恐れがあり、噴石の飛散や降灰に注意してほしい」と警戒を呼び掛けている。』(毎日新聞より)

<浅間山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性
<噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げ>
登山は賽の河原まで。

(噴火警戒レベルの説明)
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時
要援護者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:火口内等への立入規制。
(気象庁ホームページより)
気象庁 噴火予報・警告


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厳冬期の黒斑山からの浅間山
(2010/2/5撮影)


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posted by Cruiser at 16:52| 長野 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本百名山 登山履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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