<天 候>晴時々くもり
<コース>頂上登山口[約1540m]〜八幡平頂上[1613m](30分)〜
頂上登山口(40分)
<歩行高低差>約53m
<歩行時間>1時間10分(山頂まで30分)

八幡平は、奥羽山脈北部、岩手県と秋田県に跨るアスピーテ型火山特有のゆるやかな高原地帯です。八幡沼をはじめとする無数の沼や湿原が点在し、周辺は東北地方でも有数の温泉地帯で多くの人が訪れます。標高は1613m。
頂上近くまで道路が通っていますが、道路から少し離れただけでオオシラビソの原生林や湿原性の高山植物を楽しむことができます。
原始林に擁かれた雄大な高原散策
岩手山下山後 八幡平アスピーテラインを経由して八幡平へと向います。
八幡平もゆっくりと時間を掛けて歩けば面白いのでしょうが、今回は時間もないので、八幡平の最高点と八幡沼のほとりの遊歩道を歩き、その広大な風景の一端を味わいます。
八幡平頂上周辺では、観光気分の家族連れが身軽な装いで遊歩道を散策しています。その観光客に混ざり、八幡平頂上の無料の駐車場に車を置き、ポーチ一つというお手軽な格好で八幡平の周遊道に入ります。
石畳の坂を上がっていくと、二手に路が分岐します。
左に進むと鏡池を経由し、八幡平の最高点へ。真っ直ぐ階段を進み、ガマ沼ほとりの分岐を左に折れ、こちらからも最高点に達します。

ガマ沼へ向う遊歩道の路

鏡沼に向う分岐
今回は真っ直ぐ階段を上がっていきます。

振り返ると、オオシラビソの向こうに、ドラブウェイを挟んだ反対側に立つもっこ岳が見えてきます。

やがて右手に八幡平のシンボル八幡沼が見えてきます。


ガマ沼
ガマ沼の分岐点では左にガマ沼、右手に八幡沼の展望所はあります。


八幡沼のほとりにはお花畑が広がっています。

八幡沼のほとりに建つ稜雲荘(避難小屋)

八幡沼

ガマ沼分岐から最高点に向う平坦な石畳


途中の湿地帯にはハクサンチドリやヒナザクラなどが咲いています。

八幡平最高点
平坦なところに木造の展望所があります。
遠く岩手山を望み、優雅でのんびりとした八幡平の午後なのです。
楽勝の69座目の百名山なのでした。
明日はいよいよ70座目の早池峰へ。
八幡平の高山植物
藤七温泉
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