<天 候>晴
<コース>小田越登山口[約1250m]〜剣ヶ峰分岐(90分)〜早池峰山頂上[1917m](20分)〜打石(40分)〜河原の坊登山口[1050m](70分)
<歩行高低差>約967m
<歩行時間>3時間40分(山頂まで1時間50分)

早池峰山は、岩手県にある山で、北上山地の最高峰です。
全山が超塩基性のカンラン岩や蛇紋岩でできているため、ハヤチネウスユキソウなどを代表とする、「蛇紋岩植物」が生育し、この山の特産種の花も多く見られます。蛇紋岩植物で名高い山域には、北海道のアポイ岳や尾瀬の至仏山などがあります。また、本州で唯一、アカエゾマツが自生している山でも知られています。
高山の趣たっぷり
エーデルワイスに彩られる岩峰
この時期の土日祝日は、登山口までの道はマイカー規制されており、岳集落からシャトルバスに乗換えます。
バス乗場では「早池峰マナーガイド」が配布され、携帯トイレの普及を呼び掛けています。
5:30の朝一番のバスに乗り、登山口の小田越で下車。
小田越までは約30分程です。
バス停の目の前が登山口となっています。
小田越登山口
アオモリトドマツ林の中の木道を進んでいきます。ワクワク感のある登山道です。
木道はすぐになくなり、15分も登ると、視界が急に開けます。
たった15分で森林限界へ。
素敵な山です。

御門口(ごもんぐち)といわれる
一合目から見上げる早池峰山
ツルツルの大岩を踏みしめながら上がっていきます。
前方には3000m級の高山地帯を思わせる岩峰が連なっています。
しばらく登っていくと、後方には早池峰山と対面する薬師岳の姿がよく見えてきます。
早池峰山とは対照的に穏かなやさしい山容です。

標高1645m薬師岳を望む>
登山道の両側にはロープが張られ、路を外れないようガードされています。
やがてミヤマオダマキなど様々な高山植物が見られるようになります。
そんな中に今回のお目当であるハヤチネウスユキソウが姿を現します。

早池峰山 高山帯・森林植物群落
ハヤチネウスユキソウは、早池峰だけに咲く固有種。
日本産のウスユキソウの仲間では一番エーデルワイスに
近い種とされています。
ハヤチネウスユキソウをはじめ、早池峰山の高山植物は
「Nature Cruise」にUPしています。
次から次へと現れる高山植物にもうカメラを手放せなくなります。
登りの辛さも忘れさせてくれます。
少し斜面がなだらかになり、前方にケルンが見えてきます。
(左)前方にケルンが見えてくる
(右)ケルンから登山道を振り返る。後方は薬師岳
再び急な斜面を登っていくと、やがて上方に大きな岩が見えてきます。
天狗の滑り岩に掛けられた鉄梯子
八合目に鉄梯子をよじ登り、最後の急登を上がると剣ヶ峰の分岐となります。
剣ヶ峰分岐
前方に見えるのは目指す山頂
左に折れ、稜線を辿っていくと、木道が現れ、ハクサンチドリなどが咲くお花畑があります。
お花畑を通り過ぎ、避難小屋のある岩山を上ると早池峰山頂上に到達します。
避難小屋と頂上周辺
山頂には早池峰神社が奉られています。
山頂からはすばらしい展望が望めます。
広い山頂部には人が溢れています。
下山は山頂から河原坊へと下るコースです。
岩礫の急斜面を下って行くと、こちらにもハヤチネウスユキソウが見られます。やがて打石(ぶついし)という大岩が現れます。
急斜面が続く。
さらに急斜面を下って行くと、コメガモリ沢に出ます。
沢に沿った長い下り坂が続きます。
バスの時間が気になり急ぎ足で下ります。
河原坊の登山口からもたくさんの登山者が登ってきます。
楽しい沢沿いの路
後から後から登山者が連なって登ってきます。
沢を渡り、樹林帯へと入っていきます。
バスの時間が気になるせいか、樹林帯に入ってからが長く感じます。
9:48に乗遅れると1時間待たなければなりません。
もう間に合わないかと思ったところで登山口の林道に飛び出します。
バスの時間の5分前に到着、セーフ!
河原坊の登山口
登山口にある早池峰総合休憩所(ビジターセンター)
帰りのシャトルバスでは他にひとりしか乗っておらず、ほぼ貸切状態で、岳集落のバス乗場へと戻りました。
なんとも急ぎ足の登山でしたが、ハヤチネウスユキソウも見ることができ、なによりも高山のいいとこだけをコンパクトに切り取ったような山、登山コースの早池峰なのでした。
東北の百名山、岩手山、八幡平、早池峰の三山制覇。
早池峰で記念すべき70座達成です!
いよいよ来週から北海道・大雪山系へと旅立ちます。
早池峰山の高山植物
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