2009年02月06日

雨飾山

<登山日>2008/11/15(土)
<天 候>晴れ後くもり
<コース>
小谷温泉休憩舎登山口[約1170]〜ブナ平(40分)〜荒菅沢(40分)〜笹平(70分)〜雨飾山[1963m](30分)〜荒菅沢(60分)〜登山口(60分)
<歩行高低差>約793m
<歩行時間>5時間(山頂まで3時間)

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雨飾山は、長野県北安曇郡小谷村と新潟県糸魚川市との県境に位地し、上信越高原国立公園に属し、妙高山、火打山、焼山、雨飾山と連なる 頸城山塊(くびき)の西端にそびえる双耳峰の山です。
登山道は、主に長野県側の小谷温泉からと、新潟県側の雨飾温泉からの二つあります。

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晩秋の雨飾山 頂に憩う
秋も深まった11月中旬、紅葉も終わり、冬の便りが聞こえる頃、小谷温泉から雨飾山を訪ねました。

北アルプスの山々は既に雪を抱き、冬の訪れを感じる、山歩きとなりました。

白馬から小谷温泉を経由し、小谷温泉休憩舎の建つ、駐車場やキャンプ地もある登山口へと向います。

途中、左折する道を直進し、大渚山登山口の方に道を間違えてしまい、慌ててUターンする一幕も。

この時期、火打山の登山口のある笹ヶ峰方面への道も車両通行可能のようです。

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登山口 
広い駐車場やオートキャンプ場があります。

登山口からは、はじめ少し下り、緩やかな路が続きます。

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小川沿いの木道

グリム童話に出てきそうな欧州の田舎を彷彿とさせる鬱蒼とした森が広がっています。

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小川が流れる、静かな森の中の路をしばらく歩くと、路は左の斜面に取り付き、本格的な上りとなります。

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急登がしばらく登り続けると、ブナ林が美しいブナ平に出、坂道も一段落します。

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ブナ平周辺

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しばらく上って行くと、路は北側斜面の下りとなります。二、三日前に降った雪が凍り、大した下りではないのに、恐る恐る木に捉まりながら下っていきます。

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そんな路もそう長くは続かず、このルートのハイライト、荒菅沢に出ます。

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沢からは、上方を見上げると、雨飾山の岩壁と稜線が姿を現します。

「・・・見晴らしが展け、すぐ頭上にすばらしい岩壁が現れた。それはフトンビシと呼ばれる巨大な岩で、その岩の間に廊下のような細い隙間が通じていた。」(深Q「日本百名山」より)

帰りにここで食事にしようと思い、再び沢の反対側に続く山路を上がっていきます。ザレた急登が続き、今日一の喘ぎどころとなります。

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やがて森林限界となり、梯子や大岩のある尾根を辿り、笹平に到着します。

のびやかな笹原の先に、こんもりとした雨飾山の頂を望むことができます。

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大岩の登り 笹平も近い。

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笹原の道が続く笹平に出ると、目指す山頂が見えてきます。

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笹平から望む雨飾山


路は笹原の間を縫うように進み、右からの雨飾温泉からのルートを合わせ、少し下ると、最後の急斜面となります。

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雨飾温泉からの路

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荒菅沢から見上げた稜線からの眺望

北斜面となるこの路は雪で覆われ、慎重になりますが、ひと登りで、山頂に到達です。

山頂は双耳峰ですが、両峰は50mほどしか離れておらず、楽に行き来できます。

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雨飾山頂上
片側の峰からもうひとつの峰を望む。

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山頂からは、雪を抱いた北アルプスの峰峰から日本海までをも望むことができます。

深Qは、「すべての頂には憩いがある。」と言います。

これまでの80座余りを振り返ると、頂上で憩うた思いがあまり多くありません。山頂ではたいていの場合、雨だったり、深い霧に包まれていたり、強風や寒さのため、早々に引き上げることが多かったような気がします。

しかし、この日は好天に恵まれ、大展望の頂にずっといたいという気持ちになっていました。

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北アルプス方向

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反対側に見える黒沢峰と白倉峰

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山頂より笹平を望む。


後ろ髪を引かれる思いで山頂を跡にし、荒菅沢までもどり、宣言通りゆっくりと食事をとります。

「山は心をあとに残す方がいい、と言った人がある。一ぺんで登ってしまうよりも、幾度か登り損ねたあげく、ようやくその山頂を得た方がはるかに味わい深い。私にとって雨飾山がそれであった。」(深Q「日本百名山」より)

百名山をすべて登り終えた時、心をあとに残す山がいくつできるだろうか、などと考えながら下山したのでした。

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2008年最後の百名山、現在82座達成。

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posted by Cruiser at 07:48| 長野 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本百名山 登山履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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