2009年07月30日

朝日岳

<登山日>2009/7/18(土)
<天 候>雨
<コース>
古寺鉱泉[約680m]〜日暮沢コース出合(90分)〜古寺山(60分)〜熊越(40分)〜銀玉水(50分)〜大朝日小屋(30分)〜大朝日岳山頂[1870m](20分)〜大朝日小屋(10分)〜銀玉水(20分)〜熊越(40分)〜古寺山(30分)〜日暮沢コース出合(30分)〜古寺鉱泉(50分)
<標高>1870m
<歩行高低差>約1190m
<歩行時間>7時間50分(山頂まで4時間50分)

朝日岳は、山形県と新潟県の県境上に連なる山塊です。朝日連峰の主峰が大朝日岳(おおあさひだけ)で、ピラミダルな山容が特徴です。標高は低いものの、残雪と高山植物に飾られた美しい稜線が続いています。

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おいしい水を求めて
日本一と称えられる名水「銀玉水」
朝日岳への登山コースは複数ありますが、最もポピュラーなのは朝日鉱泉から中ツル尾根を登るか、鳥原山に登り小朝日岳を経て行くか、これを周回するルートかと思います。

何れにしろ、大朝日小屋で一泊しないとハードなコースのようです。

日帰りできるルートはないものかと思っている矢先のこと、「山と渓谷」の5月号の名水の山特集の中で、この朝日岳の銀玉水が紹介されていました。

本誌では、古寺鉱泉からのルートを紹介しており、はじめてこのルートを知りました。このコースなら日帰りもできそうで、しかも急登も少ないとのこと。

水場も適度な間隔で点在し、なにやら楽しげなルートのようで、早速このルートを往復することにしました。

大朝日岳へのどのルートも水場は多く、今回の古寺鉱泉からのルートでも3ヵ所あり、特に名水との名高い「銀玉水」があります。

最初の水場は登山口から1時間半ほど登った、日暮沢コース出合から少し手前にある「一服清水」です。登り時間的にも正に一服したくなる位置にある水場です。この日は生憎の雨、あまり喉が乾いていないのが残念です。

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一服清水
雨のため水場での水の流れも、
いつもより勢いがいい感じです。
パイプから流れる水受けにバケツが置いてあり、
ちょっと味気ない感じがします。


次ぎに登場する水場は「三沢清水」。日暮沢コースを合わせ、古寺山への登りの途中にある水場です。

が、しかしこの水場はこの雨にもかかわらず水は枯れています。
水場の標識はあるものの、水はでていないのです。残念!

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三沢清水
名ばかりの水場なのか?


最後の水場、今回のメイン水場「銀玉水」は、小朝日岳を過ぎ、朝日鉱泉からのコースを合わせ、大朝日小屋への登りに差し掛かる手前にあります。

登山道から左にわずかに下りたところにあり、水場は石垣で固められており、太いパイプから勢いよく流れています。

周辺は既に森林限界で、ミヤマキンポウゲやシナノキンバイが咲く、正にオアシスといった感じのところにあります。

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銀玉水
名水の誉れ高い清水です。

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この銀玉水から大朝日小屋を挟んだ反対側には「金玉水」という清水があり、金銀揃っているのは、東北ではこの朝日岳と焼石岳が有名とのこと。

雨のせいか、いまひとつ清水のありがた味に欠けたのが残念でしたが、山渓で紹介している古寺鉱泉からのルートは、水場を訪ねながら、高山植物の咲く稜線を歩けるいいルートだと思いました。


古寺鉱泉ルート
古寺鉱泉の手前にある駐車場が利用できます。

河沿いを通り、橋を古寺鉱泉側に渡り、宿の左を抜けて行くと、すぐに路は河を離れ、右の尾根を上がって行きます。

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古寺鉱泉「朝陽館」

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急坂は長くは続かず、なだらかな路と急坂が断続的に続くため、そう辛さは感じません。

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一服清水を過ぎるとすぐに日暮沢コースを右から合わせ、古寺山への登り路が続きます。

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古寺山山頂
この辺りから右前方に大朝日岳を望むことができるはずですが、天候が悪いため時々山腹を垣間見る程度です。

古寺山のピークを過ぎると、残雪を渡り、なだらかな稜線を辿っていきます。

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ヒメサユリ咲く路
はじめてのヒメサユリに感激!
朝日岳の高山植物

小朝日岳の右斜面の巻き路を通り、やがて鳥原山からの路に合流します。

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巻き路の分岐

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鳥原山からの合流点

熊越を過ぎると急坂を下り、左側が切れ落ちたヤセ尾根を通過していきます。

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見通しのいい谷筋には雪渓が残っています。

森林限界を越え、高山植物が咲き乱れる美しい稜線を通り、アップダウンを繰り返して進むと銀玉水に着きます。

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稜線を振り返る。後方に小朝日岳。

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銀玉水を示す道標があります。
左に下りたところに水場はあります。

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ここから急な登りとなり、大朝日小屋に到達します。
小屋の近くからヒナウスユキソウがあちこちに見られます。

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大朝日小屋とヒナウスユキソウ
朝日岳の高山植物

小屋の右側から裏手に回ると、最後の登りを経て、間もなく大朝日岳の山頂に立ちます。

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大朝日岳山頂

雨のためあまり展望を楽しむことはできませんでしたが、雨の中の5時間近い歩きに達成感はひとしお。

来た路をそそくさと下っていきます。

下山は軽快、雨は更に強まり全身ずぶ濡れ状態でしたが、古寺鉱泉に到着するころには、なぜか爽快感すら感じられる山歩きなのです。

このルートは変化に富み、歩きやすい、いいルートだと思いました。


今回のもうひとつの目的地、飯豊山登山口に車を走らせます。


百名山制覇まであと 8座


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posted by Cruiser at 10:43| 長野 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本百名山 登山履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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