高峰温泉は、標高2000m、浅間山麓に沸く高峰高原のランプの一軒宿の温泉です。湯ノ丸高峰自然休養林の中心に位置し、登山、ハイキング、秋の紅葉、冬のクロスカントリ-スキ-と四季折々を楽しめる温泉宿です。
<温泉紹介>
■温泉名
高峰温泉(たかみねおんせん)
■泉質
含硫黄−カルシウム・ナトリウム・マグネシウム−炭酸水素塩泉
■温泉適応症
神経痛、糖尿病、痛風、肝臓病など。
■温泉の色
薄緑色透明
■源泉温度
26.2度度
■特徴
標高2000m、浅間山麓に沸く山のいで湯。
<施設紹介>
■施設名
ランプの宿 高峰温泉
■所在地
長野県小諸市高峰高原
■浴場
男女別内湯
■特徴
日本秘湯を守る会会員、ランプの一軒宿。


ランプの宿 高峰温泉
上信越自動車道 小諸ICで下り、チェリーパークラインを北上、車坂峠の先にある一軒宿の温泉。
冬期は車坂峠〜高峰温泉間は車両通行止めとなり、ASAMA2000スキー場の第3駐車場から雪上車により高峰温泉へ。
今回は黒斑山に登り、高峰温泉に宿泊し、日本秘湯を守る会会員、ランプの宿で温泉を堪能しました。
スキー場を横切り、雪の中の宿に到着。
貸しスキーやスノーシューがズラリと並ぶ玄関に入ると、明るくスタッフが出迎えてくれます。
ロビーには暖炉に火が灯り、くま笹茶のサービスが待っています。
この宿は、山小屋や通常の温泉宿とも違う、冬でも活気のある独特の雰囲気のあるランプの宿。
一階には、野鳥観察ができる休憩所と「ランプの湯」があり、ランプが印象的な吹き抜けの階段を上がった二階には、食事処があり、客室のある廊下を通り抜けた先には源泉が飲める休憩スペースと「四季の湯」「高峰の湯」があります。
高峰渓谷に沸く源泉は僅かに白濁しており、成分も濃く、貴重な泉質と評価されています。
浴室は何れも檜造りで、夕暮れ迫る頃には湯船にランプが灯もり、大きな窓から見える深山の景色の移り変わりと相俟って、何とも趣きのある温泉です。

{ランプの湯」

「高峰の湯」
「四季の湯」2階・女性用 「高峰の湯」2階・男性用
「ランプの湯」1階・男性用・女性用
源泉100%、飲用、浴用とも優れた薬用効果があります。
「ランプの湯」の源泉は26度と加熱泉42度に分かれ、交互に入浴するのがよいとされています。
26度の源泉はかなり冷たく感じます。
日帰り入浴可能。
宿では自然保護の観点から洗剤は一切使用されておらず、創生水という洗浄力のある水がが利用され、浴室でも石鹸やシャンプー類は置いてありません。
この宿の特徴は、温泉を楽しむのは勿論、自然を楽しむ様々なイベントが開催されていることです。
野鳥観察会や宿玄関前にて、大型の天体望遠鏡を使っての星の観察会、自然観察会、冬期はクロスカントリーやスノーシューの講習会などが毎日行われています。
温泉よし、食事より、スタッフよし、その上自然を楽しむイベントがほとんど無料で楽しめ、宿泊料金14,000円前後はかなりコストパフィーマンスがよいと感じられます。
夜は炬燵に足を入れて寝る拘りの就寝スタイル。自然環境に融合した独特のスタイルにやすらぐ温泉宿なのでした。
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