<天 候>雪
<コース>
あずまや温泉登山口からのルート(途中敗退)
<歩行時間>3時間20分
雪の四阿山 途中敗退の巻
先週の日曜日に四阿山に登ろうとあずまや温泉の登山口に向かいましたが、深夜から降り続けた雪のため、国道144号からあずまや温泉へ入る路が雪に埋もれていました。
朝早かったせいでまだ除雪がされておらず、仕方なく国道沿いに車を置いて歩いて四阿温泉まで向いました。
車道を1時ほど登ると、あずまや高原ホテルの先にある四阿山登山口に到着。
この頃になると除雪も始まり、車が通れるようになっていましたが、四駆でない車は立ち往生したりしていました。
登山口の先は、今日一とあって、膝くらいまで潜るラッセル状態が続きます。
通常だと30分位の道程が、倍以上時間が掛り、やっと牧場に出ます。
牧場には当然木もなくスキー場のような吹きさらしになっています。
横殴りの吹雪状態で視界も悪く、なかなか思うように進みません。
この時点で既に2時間以上歩いており、通常ここから山頂までは3時間ほど掛ることから、この分ですと今日は登頂は無理と判断。
こんな吹雪の中を歩いても楽しいことはないと思い、下山することにしました。
下山中、2-3組の登山者とすれ違いましたが、こんな吹雪でも行くんですね。
冬山はなかなか予定通りには行動できないものです。
つい先日も谷川連峰の仙ノ倉山に登ろうと上越に行ったときも、大雪のため登山口すらも見つけることができなかったこともありました。
冬でなくとも大雨のため、登山口で思案した結果、登山を断念したことも何度かあります。
最近では天気予報を入念にチェックして、低気圧の通過時などは山に行くのをやめていますが、それでも天気予報に裏切られることは山ではしばしば。冬は特にそういうケースが多くなります。
登頂できないときはとても消化不良となりますが、天気をよむことも、その場の状況で登山を諦めることも山の醍醐味のひとつだと思えば、納得できるというものです。
冬の四阿山はまたいつか再挑戦したいと思っています。
四阿山登頂記録はこちら。
夏の四阿山登頂記録
なんちゃって百名山TOPへ
【関連する記事】