<天 候>晴れ時々くもり
<行 程>水生地〜八丁池(75分)〜白田峠(40分)〜戸塚峠
(20分)〜小岳(30分)〜万三郎岳[1406m](20分)〜
小岳(20分)〜戸塚峠(20分)〜白田峠(20分)〜
八丁池・展望台(40分)〜水生地(60分)
<歩行高低差>約766m
<歩行時間>5時間45分

静かな原生のブナ林に包まれた天城山縦走路を行く。
天城峠側から万三郎岳に登るには、今は「下り御幸歩道」しかないようです。バス利用であれば、寒天林道で八丁池までいけますが、この道は一般車両は通行禁止です。佐賀野歩道は途中2箇所路が崩落していて八丁池までは行けません。本谷林道も通行止めですので、林道入口に車をおいて八丁池に向かいました。
10分ほど林道を上がっていくと、道の右側に「下り御幸歩道」の入口があります。

比較的なだらかな路が続き、1時間ほどで八丁池に到着します。

八丁池には見晴台があり、ここから八丁池、万三郎岳、遠く富士山、南アルプスが見渡せます。天城山は見晴らしがきくところが少ないのでここは立寄る価値があります。

八丁池から白田峠を経て、戸塚峠まではほぼ平坦な路が続きます。戸塚峠を過ぎて少し行くと小岳への急坂となり20〜30分ほどで小岳に到着。ここからもブナの原生林が見晴らしを遮っています。

小岳を一旦下り、再び万三郎岳へ最後の上りとなります。途中右手眼下に伊豆の海が広がり、左手には林の間から富士山が臨めます。
万三郎岳山頂はそれほど広くなく、樹木で眺望もあまり良くありませんが、眼下の村落や富士山がわずかに臨めます。

戸塚峠あたりから万三郎岳山頂までは静かなブナの原生林に包まれ、ブナの巨木が点在しています。



落ち葉の回廊
八丁池近く、落ち葉の絨緞で埋め尽くされたまっすぐの路が続く。
*旧天城トンネルへの道は水生地下の無料駐車場の向かいから入ります。入口は狭くわかりづらく、また11月1日〜30日(11:00〜15:00)までは一方通行となります。(私は逆走してしまいました。)

川端康成の「伊豆の踊り子」で有名な旧天城トンネル。
明治37年に完成し、現存する石造りのトンネルとして
は最も古く、国の重要文化財になっている。心霊スポ
ットとしても有名。
今年最後の山になりそうです。
百名山22座にて本年終了。


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去年からイギリスに住んでいるのですが、夫が過去20年以上に渡ってイギリス(スコットランド)の百名山とも言えるマンロー岳(確か全部で218あるのだと思います)に登るのを趣味(趣味以上?)にしていて、私も今年、「初マンロー」しました。来年からも行く予定です。
さて、夫は日本の百名山にも勿論興味津々ではあるのですが、残念ながら未体験。今年の10月に日本に行った時、西伊豆の松崎に5日間いたのですが、その折、天城山に興味を示す夫に「無理無理」と言って・・伊豆七滝にとどめてしまいました。今日、帰って来たらこの記事を見せます!