<天 候>雨後晴れ
<行 程>九重登山口[標高約1000m]〜雨ヶ池(60分)〜法華院温泉(40分)〜北千里(30分)〜久住分かれ(40分)〜中岳山頂[1791m](40分)〜久住分かれ(30分)〜北千里(40分)〜法華院温泉(20分)〜雨ヶ池(45分)〜登山口(45分)
<歩行高低差>約791m
<歩行時間>6時間30分
九重連山は、大分県玖珠郡九重町から竹田市北部にかけて広がる火山群の総称で、最高峰は九州本土最高峰でもある中岳です。一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定され、山群の中央部には九州の尾瀬とも呼ばれる坊ヶつるの湿原があり、その一角には九州の温泉では最高所の法華院温泉があります。
新緑の九重山群を行く
苦あれば楽もある
早朝、前日宿泊した筋湯温泉から長者原(ちょうじゃばる)ビジターセンターの駐車場に到着するとあいにくの雨と時折強い風が吹いていました。
(天気予報は九州全土「晴れ」って言ってたのに・・・。)
(今日は雨具完全装備だ・・・。)
ビジターセンターの駐車場は既にたくさんの車が停車していましたが、向かい側にも広い公共の無料駐車場があります。
ビジターセンター駐車場の奥から自然観察路が続いており、標識に従い雨ヶ池方面に向かいます。
広い湿原を通り抜けると林道にでます。そこを左方向にしばらく進むと林道と分かれ右方向の登山道へと入ります。
雨に濡れた新緑を眺めながら、庭園のようなゆるやかな上りの路を進みます。
1時間ほど歩くと木道が現れ雨ヶ池に到着します。
霧で視界10m。
雨ヶ池から坊ヶつるまでは下りの路となります。
雨でぬかるんだ悪い路が続きます。
アセビに囲まれた森を通り抜けていくとやがて広い林道と合流し、法華院温泉の方向へ向かいます。
この頃になっても霧は晴れず、どんな風景の中を歩いているのかさっぱり分からない状況でした。帰りには分かるのですが、この辺りは坊ヶつるへの分岐点で広い湿原地帯を歩いていたのでした。
やがて法華院温泉山荘に到着します。ここは標高1303m。
久住山への登山道は、山荘の中を通り抜けて山荘の裏手へと続いています。
ここから本格的な登り路となり、これまでの斜度とは明らかな違いを感じます。川沿いの道を過ぎるとゴツゴツした岩場を登りグングン高度を上げていきます。
ひとしきり登ると平らな砂地にでます。
北千里ヶ浜です。
この頃になると風雨も強まり、相変わらず視界もほとんどなく、時々自分が真っ直ぐ歩いているのどうかわからなくなるほどで、黄色のペンキだけを頼りに、正に手探り状態で歩いていました。
(もうやだよー。ツライヨー! 帰りたいよ〜・・・。)
長い砂地が終わると再び岩場を上がっていきます。
急な岩場を上がりきると、牧ノ戸峠からの登山道と合流する久住分かれにでます。
そこからほぼ直線状に伸びた登り路を辿り、久住山との分岐点を中岳方面へと向かうと、やがて水をたたえた御池にでます。
御池
霧に包まれ神秘的だ。
視界が無いため池の大きさも、池の向こう側の景色も分からず、池沿いを歩いていきます。
天狗ヶ城との分岐を右に折れ、最後の急な岩場を登りきると、九州最高峰の中岳山頂です。
中岳山頂
あいかわらず霧で何も見えないので、そこに中岳山頂と書かれていなければどこにいるのかわかりません。山頂は強風にさらされ、おちおち立ってもいられないほどでしたので、一休みしてすぐに下山開始です。
久住山にも登る予定でしたが、今日はどの山に登っても景色は真っ白なので、九重山群の盟主久住山はまたのお楽しみとして、そのまま来た路を戻ることにしました。
久住分かれを北千里ヶ浜へと下って行くと、霧が次第に晴れてきて、やがて晴れ間も見えてきました。
霧が晴れる時というのは早いものです。さっき登ってきた路の様子が見えてきました。
ついさっき風雨の中を黄色のペンキだけを頼りに歩いていた砂地の全貌が目の前に広がってきました。
(ちょっと楽しいかも・・・。)

北千里ヶ浜の全容が・・・。

正面には三俣山が現れる。

噴煙を上げる硫黄山
北千里ヶ浜

北千里ヶ浜から法華院温泉山荘へ下っていくと、
九州の尾瀬坊ヶつるの湿原が一望できる。
九州の尾瀬坊ヶつるの湿原が一望できる。
九州の中で最高所にある温泉
法華院温泉と山荘
坊がつるの林道にでる路
雨ヶ池から坊がつるへの路
アセビのトンネルを抜けていく。
雨ヶ池から見る大船山
朝はわかりませんでしたが、
雨ヶ池には水はありませんでした。
朝はわかりませんでしたが、
雨ヶ池には水はありませんでした。
雨ヶ池に向かう路
新緑がきれい。

長者原に広がる湿原
下山は晴れてくれて九重山群の景色を楽しむことができました。
ただ、山頂からの景色や久住山に登れなかったのは残念でした。
一番気になるのは御池の様子。池や池から見た景色の写真をお持ちの方はお見せてください。
九州遠征、阿蘇山、祖母山、九重山登山しゅーりょうー。

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