<天 候>晴れ
<行 程>毛木平駐車場[1460m]〜ナメ滝(80分)〜千曲川水源地標(60分)〜甲武信岳[2475m](45分)〜三宝山[2483m](45分)〜大山(110分)〜十文字小屋(25分)〜毛木平駐車場(70分)
<歩行高低差>1015m
<歩行時間>7時間15分(甲武信岳山頂まで3時間5分)
山梨県(甲州)、埼玉県(武州)、長野県(信州)の県境にありこの名がついたと言われています。奥秩父の山域の主脈の一つ。
千曲川(信濃川)、荒川、笛吹川(富士川)の水源の地としても有名。
日本一長い川 千曲川(信濃川)の源流をたどる。
今回は、甲武信岳への最短コースである毛木平から千曲川源流遊歩道を通り山頂を目指し、三宝山、大山、十文字峠を経て、毛木平に戻る周遊コースを辿りました。
[1460m]
毛木平(もうきだいら)の駐車場は比較的広くきれいに舗装され、トイレや登山道の案内なども整っています。
駐車場の左奥から登山道(林道)が続いており、少し行くと十文字峠への路を左に分けて、右手に小さな社を見ながら林道を進んでいきます。やがて林道は終わり登山道になります。
十文字峠への分岐点
右方向が源流路
西沢を辿りながら、気持ちのよい新緑の白樺の林を通り、沢を幾度となく渡りながら進んでいきます。
この辺りはまだ沢幅も広い。
新緑の白樺の中を路が続く。
[1783m]
登山道が一段と沢に近づいてきて、ナメ滝にでます。
ナメ滝
滝というよりは岩の上を
勢いよく水が滑り降りて
いく感じです。
ナメ滝からはほとんど沢沿いの路を進むことになりますが、まだまだ水量も多く、水源といった感じではありません。
[2200m]
しばらく進むと急に水量が少なくなり、やがて千曲川信濃川水源地標がある広場にでます。
千曲川の水源は木の根の下
から始まっていた!
ここからは沢とも別れ、登りも急になります。まだ所々雪の残るジグザグの路を20分ほど登ると、国師岳と甲武信岳の分岐となる稜線上にでます。そこを左に折れ、しばらく行くと潅木の林を抜け、急に視界が開け、仕上げのガラ場を登りきると甲武信岳山頂にでます。
[2475m]
頂上真近のガラ場

甲武信岳山頂から国師岳・金峰山方面を臨む。
甲武信岳山頂
緑の回廊を行く
十文字峠方面へ下っていくと、先ほど登ってきた路よりも残雪が多く、滑らないよう雪のない路の脇や雪の中の人の足跡を踏みしめながら歩くことになります。
しばらく雪路が続く。
[2483m]
雪道を下ると、今度は三宝山への登りです。
三宝山は甲武信岳よりも8m高い標高2483mですが、山頂は甲武信岳のにぎにぎしさと比べると閑散としていて、「三宝山」の看板も地味です。見晴らしもあまりよくありませんが、それでも岩に登ってみると、甲武信岳の全貌を臨むことができます。

三宝山から甲武信岳を臨む。
左端に見える岩が三宝岩
左端に見える岩が三宝岩
この辺りは、「秩父山地緑の回廊」と呼ばれ、野生動植物の相互交流を図る森林生態系の保護地域になっています。(by林野庁)
三宝山からまた下り、再び急な岩山を登り返し、また下り、また登り、アップダウンを繰り返し、武信白岩山の巻き路を通り、その後もいくつかの岩山のピークを巻きながら進み、最後に急坂を登ると展望のよい大山に到達します。

武信白岩山
こんな感じの岩山が連なっています。
大山から鎖場の急な下りがあり、シャクナゲの多い林を抜けて、十文字小屋へと下りていきます。
[2035m]
十文字小屋
素朴で落ちついた小屋です。
今にも咲きそうなアズマ
シャクナゲの蕾
十文字小屋付近では緑の
ネットで保護されている。
十文字峠からははじめゆるやかな下り路ですが、八丁の頭からジグザグの八丁坂を急降下して、毛木平へと戻りました。最後の八丁坂はやたら長く感じます。今日の疲れがドット押し寄せる瞬間です。
[1460m]
今回、甲武信岳への登りで、甲武信小屋の「とくさん」を見かけました。
「とくさん」は大きな荷物を背負い、おっちらおっちらと地道に荷揚げを行っている様子でした。ホームページによれば、赤城ヘリコプターの北アルプスでの墜落事故の影響で、甲武信小屋の春の荷揚げをすべて人力で行っており、協力を呼び掛けています。
甲武信小屋ホームページ
甲武信小屋は、甲武信岳と木賊山の鞍部にある収容人員150名の山小屋です。

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当時は、まだ、千曲川源流が雪の中でした・・・。