<天 候>曇り
<行 程>雌阿寒温泉[約700m]〜七合目(60分)〜雌阿寒岳山頂[1499m](40分)〜オンネトー登山口(70分)〜雌阿寒温泉(35分)
<歩行高低差>約799m
<歩行時間>3時間25分(山頂まで1時間40分)
阿寒湖の東湖畔にそびえる雄阿寒岳と南西側に立つ雌阿寒岳。一般に阿寒岳というと、雌阿寒岳を指すことが多いようです。雌阿寒岳は、現在も盛んに活動する活火山で、アイヌ語でマチネシリ(女性の山)と呼ばれます。
生きている山 マチネシリの神秘
今回は、道東地方の百名山、阿寒岳、斜里岳、羅臼岳を巡ります。
7月中旬だと言うのに、釧路空港に降り立つと気温は9℃。
道内の人も「こんな寒いのは珍しい。7月なのにストーブを焚いたよ。」と驚いていました。
釧路空港からレンタカーで阿寒湖を目指します。
道東3連戦の1回戦は、雌阿寒岳です。
雌阿寒岳には登山道が3つありますが、今回は雌阿寒温泉(野中温泉)の登山口から登り、オンネトーに下るコースを採りました。
雌阿寒温泉の登山口には、「危険を感じたら直ちに下山してください。」の看板が。登山口からも風向きによっては火山活動のゴーゴーという唸りが聞こえ、不気味な感じすらします。
アカエゾマツの森の中は霧が立ち込めていて、神秘的でもあります。
木の根の階段路を進みます。
やがて森を抜け、ハイマツ帯へと変化します。
人の背丈以上もあるハイマツノのトンネルをくぐるように進み、次第にその背丈も低くなり、見通しがよくなってきます。
まだ30分位しか登っていないのに森林限界に達し、もう高山にいる雰囲気になります。火山ならではの植性です。
やがて砂礫地となり、高山植物があちこちに見られるようになります。
7合目付近
山頂に近づくにつれ、火山活動の激しい唸り声が次第に大きくなってきます。
やや急な殺伐としたガレ場をジグザグに上ると、山頂が見えてきます。
これまでガスっていた山頂が、にわかに晴れ間を覗かせ、マチネシリの神が出迎えてくれてるようです。神秘的な光景です。
晴れ間を覗かせる雌阿寒岳の頂
山頂
火口は噴煙と霧で様子が伺えません。ただただ雲の中で火山ガスを噴出する激しい音だけが響いています。
火口淵の路
再びガスが掛かり雲の中へ
微かに見える火口にある青沼
そのまま外輪を辿り、阿寒湖からのコースと合流し、砂地を下っていくと、阿寒富士への分岐となります。霧で阿寒富士は見えませんが、この辺りはお花畑が広がり、晴れていれば素晴らしい光景なんだろうと想像をかきたてます。
阿寒富士とのコル周辺
お花畑が広がっています。
やがてハイマツ帯へと変化し、再びアカエゾマツの樹林帯の路をオンネトーへと下っていきます。
オンネトー登山口
野営場があります。
オンネトー登山口からオンネトー湖畔の一般道を歩き、雌阿寒温泉へと戻ります。この路はバスを利用して戻ることもできます。
オンネトー湖畔

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