<天 候>曇り後雨
<行 程>中の湯(六合目)[1830m]〜御岳ロープウェイ乗場分岐(七合目)(40分)〜女人堂(八合目)(50分)〜9合目(60分)〜剣ヶ峰[3067m](30分)〜二ノ池(15分)〜三ノ池(45分)〜女人堂(八合目)(60分)〜七合目(30分)〜中の湯(20分)
<歩行高低差>約1237m
<歩行時間>5時間50分(山頂まで3時間)
御嶽は、長野県と岐阜県の境目に位置し、木曽御嶽山や御岳とも呼ばれ、いくつもの峰を連ねている活火山です。古くから信仰の山として知られ、通常は富士山、白山、立山を日本三霊山と呼びますが、白山又は立山を御嶽山と入れ替えて三霊山とする説もあります。
日本最高所に水をたたえる湖沼を巡る。
御嶽山への登山口は木曽側から王滝口、黒沢口、開田口、飛騨側から小坂口、日和田口があります。今回は黒沢口コースの六合目付近にある中の湯から頂上を目指します。
中の湯にはバス停もあり、比較的広めの駐車スペースもあります。
駐車場で夜を明かし、早朝登山開始です。
中の湯登山口の駐車場と中の湯本館
中の湯本館の横を抜け、古びた木の階段がしばらく続きます。
このコースは、7合目付近で御岳ロープウェイの飯森駅からの路と合流します。飯森駅との分岐を直進し、階段状の登山道が続きます。
やがて、樹木の背丈も低くなってくると、女人堂のある八合目に到着します。
八合目ではじめて視界が開け、御嶽山の全容が見渡せます。女人堂の前は広場になっていて、休憩にちょうどよい場所になっています。
遥か上空の岩崖に建つ山小屋を目指して、左方向に登ります。
八合目から見た御嶽山(剣ヶ峰方向)
古くからの信仰の山だけに、ここから先頂上まではたくさんの仏像に出会います。
ハイマツの中の路を上がり、まもなく火山岩のザレた坂道になります。
(左)石像が並ぶ光景はこの山ならではだ。
(右)火山岩のザレた路
岩路を登り、石室山荘を過ぎると急坂が続き、目立たない九合目を過ぎると覚明堂に辿りつきます。
(左)石室山荘から覚明堂までは急坂が続く。
(右)覚明堂
覚明堂からはしばらく緩やかなザレた稜線を上がっていきます。
この辺りから先はこれまでの景観を一変させます。神秘的な二ノ池や火口を取り巻く岩山の荒涼とした景観が広がります。
二ノ池からの路を右に分け、直進していくと、左前方に剣ヶガ峰の頂上にある山小屋群が見えてくれば山頂まであとわずかです。
山小屋の間を抜け、神社の石段をを上り詰めると、御嶽神社奥宮が鎮座する剣ヶ峰山頂に到達です。王滝口コースからたくさんの登山者が登ってくるのが見えます。
御嶽神社奥社のある剣ヶ峰頂上
山頂から望むニノ池
剣ヶ峰頂上から来た路を戻り、覚明堂の手前の分岐を左にニノ池方面に下りて行きます。
万年雪が残るニノ池本館前より
御嶽には、一ノ池から五ノ池の五つの火口湖があり、そのうち、水をたたえているのは、二ノ池、三ノ池、五ノ池です。この二ノ池は、日本で最も高いところ(2,905m) にある湖沼です。
ニノ池から次の三ノ池を目指します。しばらく平坦な路を左手にニノ池新館を見ながら進みます。
やがて盆地のような地形をした賽ノ河原へと下りていきます。
賽ノ河原から左手に摩利支天山を仰ぎながら、少し登り返し三ノ池方面へ進路を取ります。やがて、濁河温泉への路を左に分け、岩の急坂を下っていきます。登山者も少なく道に多少不安を擁かせますが、どんどん下って行くと、下方に三ノ池が見えてきます。

三ノ池周辺にナナカマドの真っ赤な’炎’が灯る
下りきると池の辺にでます。
三ノ池
三ノ池から女人堂のある八合目へと戻ります。地図上で見ると下るイメージでしたが、平行移動もしくは穏かな上りとなります。
三ノ池からは一旦下り、その後はアップダウンを繰り返し、途中沢を横切り山肌を横に進んでいきます。
三ノ池から約一時間ほど掛かって、女人堂が見えてきます。ここから往路で来た道をそのまま戻ります。七合目までは、御嶽ロープウェイで上がってきた人で登山道は溢れ返ります。

御嶽は、荒涼とした岩山や神秘的なニノ池や三ノ池、緑豊かな広大な裾野など様々な変化に富んだ風景を楽しませてくれます。時間があれば、池めぐりやその他の登山道も辿ってみたいものです。
御嶽48座目の感動です。もうすぐ50座だ。

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