<温泉紹介>
■温泉名
三斗小屋温泉(さんどごやおんせん)
■泉質
アルカリ性単純泉(低張性中性高温泉)
■温泉適応症
神経痛・胃腸病・皮膚病・外傷・糖尿病・リュウマチなど
■温泉の色
無色透明
■源泉温度
50度
■特徴
那須ロープウェイ山麓駅上の県営駐車場から2時間歩かなければ行けない標高1450mの秘境に湧く温泉。
<施設紹介>
■施設名
大黒屋
■所在地
栃木県那須塩原市三斗小屋温泉
■浴場
内風呂(木造りの浴槽と岩風呂 時間帯で男女入替え)
■特徴
三斗小屋温泉の歴史と共に歩んできたランプの宿。
山の出湯 ランプの宿「大黒屋」への山旅
2007/11/3.4日に友人の那須の別荘を拠点に三斗小屋温泉に行って来ました。
那須ロープウェイ上にある駐車場から峰ノ茶屋を経由し、2時間弱の山行で三斗小屋温泉に至ります。今回は三斗小屋温泉の大黒屋に一泊する山旅です。

峰ノ茶屋へ向う登り路

峰ノ茶屋 後方に噴煙が見えるのが茶臼岳
鞍部の反対側の急なガレ路を下っていくと非難小屋がありそこで一休み。

避難小屋付近から見上げる茶臼岳
避難小屋からは緩やかな下り路が続き、板室・沼原分岐を過ぎれば三斗温泉はもうすぐです。
前方に煙草屋旅館が、左手には大黒屋が見えてきます。
正に山の中にひっそりとたたずむ山小屋風の旅館です。


(左)煙草屋 (右)大黒屋

大黒屋の別館

大黒屋本館入口
旅館に着くと早速入浴です。
大黒屋のお風呂は二つあり、木造りのお風呂と岩風呂で時間により男女が入れ替わります。木造の湯船は熱めと温目とで二つに仕切られています。
フツフツと湧く熱めのお湯はジンワリと体の心まで染渡ります。

大黒屋 木造りの二つに仕切られた
なんとも風情のある湯船なのです。


こちらはもうひとつの岩風呂
3人も入ればいっぱいになって
しまう小さなお風呂です。
部屋は個室。夜はランプと裸電球だけが灯されます。
何度もお風呂に入り、粗食をいただきながら一杯やるのも、山の旅館ならではの醍醐味なのであります。
9時消灯。ほろ酔い気分で眠りにつくのでした。

夕食メニュー
翌朝はあいにくの雨。
強風の峰ノ茶屋を越えて帰路に着きました。

那須岳三山のひとつ朝日岳(2007/11/3撮影)
再び三斗小屋温泉へ 今度は煙草屋に宿泊。
2008年11月、昨年と同時期11月の初旬の連休で、3名のメンバーで三斗小屋温泉に行って来ました。ルートも前回と同様、峠ノ茶屋から峰ノ茶屋を越えて行く最短コース。秋の静かな山旅です。
今回は露天風呂のある煙草屋に泊まりました。
<施設紹介>
■施設名
煙草屋
■所在地
栃木県那須塩原市三斗小屋温泉
■浴場
内風呂(木造りの浴槽 時間帯で男女入替え)
混浴露天風呂
■特徴
二軒ある三斗小屋温泉の宿の一つ。
三斗小屋温泉 煙草屋旅館


煙草屋

煙草屋入口
右手が玄関で食堂や風呂があります。
左側は渡廊下で繋がっている宿泊棟。


玄関の様子。唯一の喫煙スペース。
部屋は4人位が寝れる個室でした。
お風呂は内湯と露天風呂があり、内風呂は二つあり、一つは女性専用で、もう一つは男女入替え制になっています。3つに区切られた木枠の湯船はちょっと深めで、少しづつ熱さが違います。内湯は大黒屋のほうが風情があるように思いました。
煙草屋は何と言っても露天風呂が売りです。混浴の露天風呂は母屋から少し離れたところに湯煙を上げています。山の野天風呂を感じさせる広い岩風呂は、熱めのお湯で、冷え切った体を温めてくれます。
食事は部屋食の大黒屋と異なり大部屋ですが、一人づつのお膳での食事となります。

夕食メニュー

夜の露天風呂
電灯がないのでライト持参です。


峰の茶屋を茶臼岳方向に少し上がったところにイスとテーブルのある休憩スペースがあります。
そこから茶臼岳山頂への路と山頂を巻き牛ヶ首へ抜ける路とに分かれます。
牛ヶ首へ抜ける路では硫黄の臭いが漂う蒸気を上げる噴気口を真近に見ることが出来ます。
2005年那須岳登頂履歴
那須湯本温泉 鹿の湯
那須ロープウェイ
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