<天 候>くもり時々晴れ
<行 程>皇海橋[約1350m]〜不動沢のコル(80分)〜皇海山山頂[2143m](60分)〜不動沢のコル(50分)〜皇海橋(60分)
<歩行高低差>約793m
<歩行時間>2時間20分(山頂まで2時間10分)

皇海山は、栃木県と群馬県の県境にある山です。
栃木県側の銀山平から庚申山・鋸山を経て皇海山にいたる伝統的なルートと、群馬県側の不動沢からのルートがあります。
新緑の皇海山 不動沢コースを行く
天気も良さそうなので、急遽皇海山登山を決行。
もちろん、最短コースである群馬県側の皇海橋から登る不動沢コースです。
登山口の皇海橋までの道のりがややこしそうだったので、事前によく調べて行ったのですが、そこはさすが百名山、国道120号線の右折ポイント(沼田ICから吹割滝の手前)や栗川林道への入口などには「皇海山登山口」の道標があり、まず道に迷う心配はありません。
でも栗川林道は噂どおり、険しい山道で、道の凹凸、水溜りなどで平均速度時速20キロ、距離にして約20キロですので、たっぷり1時間は掛かります。
道の端に寄りすぎたのか、ジャリの窪地にタイヤをとられ抜け出せなくなってしまっている車も・・・。
車酔いするほど揺られ、登山口に到着した人たちは口々に、「すごいね、この道!」とゲンナリです。
登山口のある皇海橋
橋の手前には車10台ほどが停められるスペースと山小屋風のトイレがあり、思いの他立派な皇海橋を渡ったところに登山口はあり、「日本百名山 皇海山登山口」というちょっと大げさな電柱のような道標が高々と掲げられています。
橋を渡り、左折し、新緑の緑が眩しい林道沿いを歩いていくと、道標に従い左側にある登山道に入っていきます。
やがて沢に出て、沢の左側に渡り、沢沿いを林の中の笹が茂る緩やかな路を進みます。
このコースは、踏み跡も多く注意を要しますが、ポイントには道標もあり、テープを目印に歩けば、まず迷うことはありません。
再び沢に出、沢の右側に渡り、沢伝いに上っていきます。
やがて路は大きく右に旋回し、少し急な沢登りになります。沢と言っても水量も少なく、濡れることも無く結構楽しい登山道です。
しばらく沢を登っていくと、路は右に林の中に入り急登していきます。ここで沢ともお別れです。
この登りがこのコースで最も急な坂道となります。
木に捉まりながら山の斜面を登り詰めると、鋸山からの登山道と合流する不動沢のコルに出ます。
不動沢のコルは少し開けていて、鋸山を仰ぎ見ることができます。
不動沢のコルより鋸山を望む
不動沢のコルを左に再び林の中に入り進んでいくと、やがてこの時期はまだ残雪の路で、踏み跡を頼りに登ることになります。
残雪多し
急坂は続き、信仰登山の名残りを伝える青銅の剣を過ぎると、皇海山頂上に達します。
信仰の山を忍ばせる青銅の剣
頂上には渡良瀬側水源碑が立ち、木々の間からは山々をわずかに望むことができます。
皇海山頂上
静かな雰囲気の中でしばらく時間を潰し、頂上を後に往路を戻ります。
下山時、不動沢のコルに至る路で、踏み跡に従って往路と違う路を下ってしまい、すぐに路が違うことに気付き、引き返す一幕もありましたが、無事登山口に下り立ちました。
不動沢のコルへの下り路
鋸山を正面に望む

この不動沢コースは、登山口に至るまでが少々大変ですが、山深い雰囲気の中前半沢登り、後半残雪の路ということもあって、変化に富んだ飽きることのないルートだと思いました。
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